ネバネバ成分でコンドロイチン
古くから日本ではネバネバしたものには滋養強壮の力があるとして、毎日の食事に活かしてきました。
実はこのネバネバこそ、コンドロイチンの正体です。
コンドロイチンが含まれている食べ物はほとんどがネバネバの質を持っており、優れた食べ物として知られているのです。
ネバネバする食べ物というとオクラ、山芋などがあげられます。
また動物性の食品にもこうした粘り気を持つ食材があります。
例えばウナギも体がネバネバしています。
オクラにしても山芋にしても、またウナギにしても、体に元気がない時に食べるように勧められますし、夏など体力が落ちる際には積極的に摂取するようにといわれます。
細胞と細胞をくっつけ栄養素を吸収する効果があるコンドロイチンは、そのほかの栄養素を効率よく体内に吸収させる効果も併せ持っています。
ネバネバした形状を持つコンドロイチンは、ムコ多糖の一種で、保水性が高く、体に必要な成分を補うほか、体内の軟骨部分に存在し、関節をスムーズに動かす、また痛みを緩和するなどの効果があります。
年齢を重ねた方にもこうした成分を含む食材を積極的に摂取してほしいですし、お子さんにも栄養素の吸収率を高めるコンドロイチンは必要不可欠な成分です。