関節炎対策

ムコ多糖類の一種のコンドロイチン

細胞と細胞を結びつける、また繊維や組織なども結びつける役割のあるコンドロイチンは、様々な健康効果と美容効果が注目されています。
結びつけるだけではなく、保護したり、栄養補給をしたりと、体内で忙しく働くコンドロイチン。
実はこのコンドロイチン、ムコ多糖体という成分の一種なのです。
ムコ多糖体はネバネバした粘性を持つ物質で、体内でタンパク質と結びつき皮膚や血管壁、軟骨、靭帯、また眼球にも含まれています。
このタンパク質と結びついた状態を、コンドロムコタンパクといいます。

私たちの体は細胞の塊です。
でも細胞単体では体を形成することができません。
細胞がお互いに結びつくことで血管、骨、内臓などが作られています。
この結びつきの働きを持っているのがムコ多糖体です。

ムコ多糖体の主な働きは、水分を保持する、傷を治す、潤滑油、血液凝固作用抑制、さらにはコレステロール抑制、角膜水分保持、骨にカルシウムを沈着させるなどの重要な働きを持っています。
結合組織や表皮の細胞の間に多数存在し、水分をしっかり保持し肌を守り体を保護しています。
ムコ多糖体がないと細胞は働くことができず、また形を形成することもできないのです。
こうして考えてみると、ムコ多糖体が私たちの体にとって、必要不可欠なものであるということが理解できます。


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